新関西国際空港は、2013年度上半期(4-9月)の運営概況を発表した。
関西国際空港の上半期の発着回数は、国際線旅客便が前年同期比1%減の3万5062回と上半期としては2年ぶりに前年を下回ったものの、過去2番目の水準となった。
国内線は、引き続きLCC(格安航空会社)の新規就航や増便などの効果で同10%増の2万3283回となった。
国際線・国内線合計では同2%増の6万5647回と、2年連続で前年を上回った。
国際線旅客数は、同1%増の595万2566人と2年連続で前年を上回った。円安などの影響から、日本人旅客は同10%減と4年ぶりにマイナスとなったが、外国人旅客が同27%増と2年連続プラス、人数が245万0222人と開港来過去最高の実績となった。
国内線旅客数は、同16%増の302万2205人と2年連続で前年を上回った。
貨物量は、同9%減の32万2581トンと国際線が上半期として3年連続で前年を下回った。積込は2年ぶりに前年を下回り、取卸は3年連続で前年を下回った。
大阪国際空港(伊丹)の上半期の発着回数は、プロペラ機枠が一部低騒音機枠へ転換されたことによる増便などから同9%増の7万0283回と上半期として2年連続で前年を上回った。
国内線旅客数は、同7%増の706万6427人と2年連続プラスとなった。
貨物量は、積込量が同11%増、取卸量が同9%増で、総取扱量が同10%増の6万4390トンと2年連続で前年を上回った。