マレーシアの燃料補助、エコノミストは今後更なる削減を予想

エマージング・マーケット 東南アジア

2014年度予算案が発表されたが、エコノミストやアナリストは来年燃料補助金の削減が行われ、燃料価格が引き上げられる可能性があると指摘する声が出ている。燃料補助は、政府補助金の53%を占めている。「ザ・サン」などの英字紙が報じた。

マレーシア・レーティング・コープのチーフ・エコノミスト、ノル・ザヒディ氏は財政赤字削減の一環として政府補助金の合理化が行われることが予想されると指摘。2014年第1四半期以降に燃料補助の合理化が見込まれると述べた。

アライアンス・リサーチのマノカラン・モッタイン氏によると、補助金の合理化により年間33億リンギの歳出削減となる。9月に廉価ガソリン「RON95」とディーゼル油の店頭価格が1リットル当たり20セン値上げされたが、9月から12月までの期間で11億リンギの歳出削減が見込まれている。合理化により浮いた財源は、開発プロジェクトや低所得者向け給付金などの形で使われる見込みだ。

燃料補助の他にも、26日付けで砂糖への補助金の廃止が決定した。砂糖への補助廃止で11億リンギの歳出削減が見込まれている。

千田真理子

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