熊本市電ICカード、2014年3月から開始…オリジナルカードは「でんでんnimoca」

鉄道 行政
熊本市内の中心部で運行されている熊本市電。2014年3月からICカード「nimoca」のサービスを開始することが決まった。
熊本市内の中心部で運行されている熊本市電。2014年3月からICカード「nimoca」のサービスを開始することが決まった。 全 2 枚 拡大写真

西日本鉄道(西鉄)が展開している交通系ICカード「nimoca(ニモカ)」の発行事業を行っているニモカ社(福岡市中央区)は10月28日、熊本市交通局が運営する路面電車(熊本市電)のICカードサービスを2014年3月から開始すると発表した。

対象路線は熊本市電の全線。nimocaのほかJR九州の「SUGOCA(スゴカ)」や福岡市交通局の「はやかけん」、JR東日本の「Suica(スイカ)」など、全国相互利用サービス対象の交通系ICカードでも利用できる。

熊本市電のオリジナルカード「でんでんnimoca」も発行される。カードの名称は熊本市交通局が9月に実施した一般公募のなかから選んだ。交通局によると応募総数は979件で、「でんでんニモカ」は58件(類似名称含む)。「『いつでん(いつでも)』『どこでん(どこでも)』市でん(電)に乗って出かけよう」との意味が込められているという。

他に「くまモンニモカ」(106件)や「熊電ニモカ」(51件)などもあったが、「『くまモン』という名称は、特定の商品名称には使用できない」「(熊電は)熊本県内の民間鉄道事業者と混同される可能性がある」との理由で採用が見送られた。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る