トヨタ、再びフォードに異議…「カローラこそ2013年上半期ベストセラー車」

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北米向け新型トヨタ カローラ
北米向け新型トヨタ カローラ 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車とフォードモーター。この二大自動車メーカーの間で、主力乗用車の販売台数を巡る論争が起きている。

事の発端は10月23日、フォードモーターが2013年上半期(1-6月)世界新車販売(乗用車)の車名別販売ランキングおいて、フォード『フォーカス』が第1位になったと発表したこと。

フォードモーターは、米国に本拠を置く大手調査会社のPolk社の最新データを引用。「2013年上半期のフォーカスの世界新車販売台数は、前年同期比20%増の58万9709台で、乗用車の第1位」と宣言した。

これに噛み付いたのが、トヨタ。米国の有力メディア、『The Detroit News』の取材に対して、米国トヨタの広報担当者は、「Polk社の『カローラ』のデータには、全世界の販売台数が反映されていない」と反論している。

トヨタによると、独自に集計したカローラの2013年上半期の世界新車販売台数は、59万0760台。この数字が正しければ、カローラがフォーカスを1051台上回り、乗用車のベストセラーに立つことになる。

なお、世界販売台数を巡るトヨタからの異議は、非公式ながら2012年に続いて2度目。同メディアの取材に対して、米国トヨタの広報担当者は、「Polk社のカローラの販売台数データには、ハッチバックの『カローラ マトリックス』のようなモデルが集計されていない」と説明している。

《森脇稔》

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