三菱益子社長、ベア前向き「復配めどつけた後、従業員に報いる」

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車 益子修社長
三菱自動車 益子修社長 全 4 枚 拡大写真

三菱自動車の益子修社長は10月29日に都内にある本社で開いた決算会見で、安倍政権が要請しているベースアップについて「是非、前向きに考えたい」とした上で、「普通の企業になっていくということを実感していく上でも大事」との考えを示した。

益子社長は「環境が良くなってきて復配もなんとか実現すれば、従業員の生活レベルを改善してあげるのは当然のことではないか。そういったことに取り組めれば経営者としては幸せ」と述べた。

その一方で「やはりステークホルダーにどう還元していくかという中で、復配は株主に対する責任。その部分が今まではできてなかった。それなしで従業員だけ(ベースアップする)というのは、どうかという人もいる。そういうことをいわれないためにも、しっかり復配のめどづけをしてから、従業員とその家族に報いたい」と、復配がベアの前提になると説明した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
  4. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  5. 雨天・高速走行時の浮き上がりを防ぐ! ダイハツ『エッセ』など4車種用「スポーツエアロワイパーブレード」を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る