ボーイング、737 MAXのパフォーマンス改良を続行

航空 企業動向
ボーイング737 MAX
ボーイング737 MAX 全 1 枚 拡大写真

ボーイングは10月29日、7月に『737 MAX8』の最終仕様が確定して以来、同機の開発プログラムが順調に進んでいることを明らかにした。

エンジニア達は航空機のパフォーマンスの評価を完了しており、顧客に示された13パーセントに加え、さらに1パーセントの燃料効率の改良を確証した。

737 MAXは、現在の最も燃料効率の良いシングル・アイル航空機を超える、14パーセントの燃料効率の改良を実現することができる。

737 MAXはまたデジタル・フライト・データ習得ユニット(eDFDAU)とネットワーク・ファイル・サーバー(NFS)から構成される、強化された機内ネットワークシステムを搭載。これらのシステムはさらなる保存容量と共に集中化したデータの収集を提供し、飛行中のメンテナンスデータの利用を倍増できるという。

eDFDAUやNFSといった幾つかのシステムは737 MAX以前に、ネクスト・ジェネレーション737の初期納入に向けて開発中である。これらの多くのシステムは昨年の737エコ・デモンストレーター・プログラムの間にテストされ、737 MAXを運用する航空会社に提供される。

《河村兵衛》

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