川崎重工、日本テクノからカワサキグリーンガスエンジン10基を受注…発電容量7万kW

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川崎重工業は、新電力の日本テクノから上越グリーンパワー(仮称)プロジェクト向けに、カワサキグリーンガスエンジン10基で構成する発電容量7万kW級発電所建設工事を受注したと発表した。

日本テクノ向けガスエンジン発電所建設工事の受注は、2011年の袖ケ浦グリーンパワーに続いて2件目。

今回受注した工事は、発電出力7800kW、世界最高の発電効率49.5%のカワサキグリーンガスエンジン(KG-18-V)10基で構成する発電容量7万kW級発電所。発電所は、新潟県上越市に建設され、川崎重工は発電所の設計、発電機器の供給、据付、土木建築からなる建設工事一式をフルターンキー方式で請け負い、2015年春の運転開始を目指す。

カワサキグリーンガスエンジンは、発電効率・環境性能に加えて、複数台を効率的に運用できる発電所運営面でのフレキシビリティー向上、リスク低減を可能とするほか、10分間で最大負荷に到達する高い起動性、毎日起動発停を行う運転のしやすさなどが特長。

日本テクノは、高圧電力需要家に対して保安・省エネコンサルを行う独立系の電気サービス会社で、2009年6月からは高圧電力需要家向けに電力小売を行う特定規模電気事業を展開している。2012年に千葉県袖ケ浦市に国内初となる11万kWのガスエンジン発電所「袖ケ浦グリーンパワー」を開設した。

川崎重工は、このプロジェクトでも発電所の建設工事一式を担当した。今回の受注は、発電所の順調な稼働実績や、技術力、信頼性、アフターサービスなどが総合的に高く評価されたとしている。

《レスポンス編集部》

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