富士重工、通期営業利益を2780億円に大幅増額修正

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富士重工業(スバル)は10月31日2014年3月期の連結業績予想を上方修正して発表した。米国や国内の販売好調や円安効果などで営業利益は7月時点より800億円増額の2780億円(前期比2.3倍)とした。

第2四半期累計(4-9月期)の好調を受け、修正した。連結販売台数は11%増の80万7000台と、初めて80万台の大台に乗せる計画で、期初計画より5万5000台の上方修正となる。売上高は7月時点より2200億円多い2兆3000億円(20%増)、純利益は570億円増額の1780億円(49%増)の予想としている。いずれも前期に続いて過去最高となる。通期の為替は1ドル97円を前提とした。

同日発表した第2四半期累計業績は、北米の販売が前年同期比26%増、日本が21%増となるなどで営業利益は同3.5倍の1507億円に。これは全ての半期を通じて過去最高だった。

会見した吉永泰之社長は、第2四半期までの業績について「新商品投入、日米の販売好調、工場の高稼働、原価低減といった円高是正効果が寄与した。ただ、為替効果を除いても増益を確保できている」と評価した。

《池原照雄》

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