セスナ、サイテーションXのスピードがFAAによって確証される

航空 企業動向
セスナ・サイテーションX
セスナ・サイテーションX 全 3 枚 拡大写真

セスナは10月31日、新しい『サイテーションX』の高速飛行のテストを行い、米国連邦航空局(FAA)によってその速度が確証されたことを発表した。

【画像全3枚】

これは航空機の最高運航スピードであるマッハ0.935(617マイル/時)を認可するのに必要とされる、全てのテストを完了したこととなり、世界で最も速い民間航空機というサイテーションXのポジションを確固たるものとした。

セスナのエンジニアリング部門上級副社長のマイケル・サッカー氏は、「サイテーションXの最高速度テストは成功した。高速飛行認可テストから得た全ての反応は、予想されたパフォーマンスを満たすものであった。これらの結果は我々のエンジニア達が完全に予測していたとは言え、このテストの最終ラウンドはかなりスムーズに進み、予定されていたよりも数少ないフライトと短い時間で、条件が満たされることとなった」と語った。

この高速飛行テストの方式には、ハンドリングの品質や安定性、操縦性に加わるコントロール性、高速飛行時の状態などが含まれる。2014年の初期に予想されている認可テストのため、サイテーションXのテストプログラムは1300時間以上の飛行を行っている。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  3. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  4. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  5. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る