川崎重工、防衛省向け潜水艦「こくりゅう」の進水式を実施、潜航性能を向上

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川崎重工、防衛省向け潜水艦「こくりゅう」の進水式を開催
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川崎重工業は10月31日、神戸工場第1船台で建造した防衛省向け潜水艦「こくりゅう」の進水式を実施した。

式典には、河野海上幕僚長、鎌田装備施設本部長、菊地海上幕僚監部装備部長を始めとする防衛省関係者が出席した。

命名・支綱切断は、河野海上幕僚長が行った。潜水艦「そうりゅう」型の6艦目であり、戦後、同工場で建造した潜水艦としては26隻目に当たる。

新造した潜水艦は、高い水中運動性能と推進性能を持ち、船体には高張力鋼が使用されている。主動力に同社製12V 225/25SB型ディーゼルエンジンを2基、コッカムスのライセンス生産となるV4-275スターリング機関(非大気依存推進(AIP)システム)を4基と推進電動機1基搭載している。

スターリング機関採用による潜航性能の向上、各種システムの自動化、高性能ソナー装備による捜索能力の向上、ステルス性能向上などを図るとともに、安全対策も強化している。

2015年3月に竣工する予定。

《レスポンス編集部》

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