【IIHS衝突安全】フィアット500 の派生MPV、500L …最高評価

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フィアット 500L(ロサンゼルスモーターショー12)
フィアット 500L(ロサンゼルスモーターショー12) 全 2 枚 拡大写真

フィアットの米国法人、フィアットブランドノースアメリカは10月28日、フィアット『500L』を米国IIHS(道路安全保険協会)が、優れた衝突安全性を持つ「2013トップセーフティピック」に指定したと発表した。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。

フィアット500LのIIHSのテスト結果は、前面衝突ではダミー人形の頭/首/胸/右足/左足と、全ての部位への傷害レベルが最小限。GOOD(優)評価を得た。

また、側面衝突は、運転席のダミー人形の頭、首、胸、足と全ての部位への傷害レベルが最小限。後席も全ての部位へのダメージが少なく、 GOOD(優)評価。ボディの安全構造についても、前面衝突、側面衝突ともにGOOD(優)評価と判定された。

さらに、追突時のむち打ち確認テストとルーフ強度テストは、GOOD(優)。この結果、フィアット500Lは総合評価が最高のGOOD(優)となり、IIHSからトップセーフティピックの認定を受けている。

フィアットブランドノースアメリカのJason Stoicevich代表は、「フィアット500Lには、7個のエアバッグやアクティブヘッドレストなど、先進の安全装備が標準」とコメントしている。

《森脇稔》

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