日産、新役員人事を発表…COO職務は3名体制

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日産自動車 志賀俊之COO
日産自動車 志賀俊之COO 全 3 枚 拡大写真

日産自動車は11月1日、グループ全体の事業運営効率化を目的とした新役員体制を発表した。

志賀俊之 最高執行責任者(COO)は、新たに副会長となり、渉外、知的資産管理、コーポレートガバナンスを統括。代表取締役は継続し、COOの職務については、新たに西川廣人氏、アンディ・パーマー氏、トレバー・マン氏、3名の副社長が引き継ぐ。

西川廣人副社長 チーフ コンペティティブ オフィサーは、引き続き、購買、生産、SCM、研究開発、TCSX(トータルカスタマーサティスファクション)を統括。同社第二位の役員として、今後はオペレーションコミッティ(OC)の議長を務める。また、中国地域も統括する。

アンディ・パーマー副社長は、現在担当している、企画およびマーケティングコミュニケーションに加え、新たに設定されたチーフプラニングオフィサー(CPLO)を兼務し、ゼロエミッションビークル企画・戦略、グローバルバッテリービジネス、並びに、グローバルセールスを統括する。

トレバー・マン副社長(現アフリカ、中東、インドおよび欧州のマネージメントコミッティ議長)は、チーフ・パフォーマンス・オフィサー(CPO)に就任。CPOとして各地域事業の統括に加え、ダットサン、LCV(小型商用車)およびグローバルアフターセールス事業を担当する。

コリン・ドッジ副社長(現CPO)は、CPOの職を離れ、特別プロジェクトを担当し、カルロス・ゴーン社長に直接レポート。取締役は継続する。

中村公泰東風汽車有限公司総裁は、新たにエグゼクティブ・コミッティ(EC)メンバーとなり、同社全社のTCSXを担当し、西川副社長にレポートする。

また同社は、現在グローバルに3リージョン体制の事業運営を、2014年1月1日付に6リージョン体制に変更する。なお、北米、及び、南米地域については、2地域体制に分割され、各々をホセ ムニョス(現アメリカズ地域の販売・マーケティング、お客さまサービス、デラーネットワーク担当SVP)、および、ホセ バルス(現メキシコ日産社長)が担当する。なお、ホセ ムニョスは、日産自動車の副社長となる。

片桐隆夫副社長は、日本営業&マーケティング担当に加え、日本およびアセアン地域の事業を統括する。

このほか、中国とロシアを含む欧州地域、および、新たに設定されるアフリカ・中東・インド地域の担当については、別途発表の予定。

《纐纈敏也@DAYS》

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