【東京モーターショー13】三菱 コンセプト AR …6人乗りコンパクトMPV、マイルドHVで24km/リットル越え

自動車 ニューモデル 新型車
三菱自動車が東京モーターショー2013に出品する、6名乗車が可能なコンパクトミニバン『ミツビシ コンセプト AR』
三菱自動車が東京モーターショー2013に出品する、6名乗車が可能なコンパクトミニバン『ミツビシ コンセプト AR』 全 5 枚 拡大写真

三菱自動車が東京モーターショーで世界初公開する『ミツビシ コンセプト AR』は、6名乗車が可能なコンパクトミニバン、簡易なマイルドハイブリッドシステムを採用し、燃費は24km/リットル以上を目指すという。

次世代コンパクトMPVとの位置づけの『ミツビシ コンセプト AR』は、『デリカD5』よりコンパクトな車体に3列シートを採用、6名乗車を可能としている。ダウンサイジングコンセプトを取り入れた1.1リットル直噴ターボチャージドエンジンに軽量なマイルドハイブリッドシステムの組み合わせ。

搭載されるマイルドハイブリッドシステムは、10kwのベルト駆動スターター兼ジェネレーター、48VのリチウムイオンバッテリーにDC-DCコンバーターと、簡易なシステムとしている。

三菱自動車 EV要素研究部長の百瀬信夫氏は「マイルドハイブリッドシステムは、ヨーロッパのサプライヤーを中心に広がっている技術で、バリューフォーマネーで燃費に貢献する技術です。通常こういったシステムでは100Vを使用しますが、48Vとすることで感電対策が必要なくなります。48Vというのは、人間が感電しても死なない電圧ということで、感電対策のための部品を外すことができ、コストを下げることができます」と話す。

自動車の普及が進むアジア地域に向けて、低コストで投入できる燃費改善のアイテムともなりそうだが、百瀬氏「車全体としては日本やアジアを狙っていますが、技術としてはグローバルに展開できるものになります」と述べた。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る