ブラジル初のモノレールが公開…2014年一部開業予定

鉄道 行政
サンパウロで来年開業予定のモノレール。車両はボンバルディア製
サンパウロで来年開業予定のモノレール。車両はボンバルディア製 全 2 枚 拡大写真

ブラジルのサンパウロで開業に向け準備が進んでいる同国初のモノレールが10月30日、関係者らに公開された。サンパウロ州政府が発表した。同線はサンパウロメトロ(地下鉄)路線網の一環として、2014年に一部区間が開業する。

【画像全2枚】

同モノレールは地下鉄2号線と接続する「15号線」として整備され、全長約25km・18駅。2014年1月に最初の区間2.9kmが開業する予定だ。カナダ・ボンバルディア製の跨座式モノレールシステム「INNOVIA」を採用し、車体幅3.15mの片側2ドア車7両編成が自動運転を行う。最小運転間隔は75秒で、全線開業時には54編成が投入され、上下線合わせて1時間あたり9万6000人を輸送できるという。


(動画はYoutubeのサンパウロ州政府チャンネル掲載)
サンパウロではこのほかに「17号線」として、マレーシア企業のスコミ(Scomi)などによるモノレールの建設が進んでおり、ほかにも建設計画がある。また、ブラジルでは北部の都市マナウスでもモノレールが建設されている。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  2. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
  4. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  5. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る