オートバックス中間決算、タイヤ販売や新車関連用品の販売低迷で減収

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オートバックスセブンが発表した2013年9月中間決算は、為替差益などの効果もあって経常利益が前年同期比13.0%増の55億9100万円と増益だった。

売上高はり新車市場の低迷で、新車と相関性の高い商品を中心に需要が低迷、同6.4%減の1037億4000万円と減収だった。

日本国内のオートバックスチェン(フランチャイズチェン加盟法人店舗を含む)の全業態の売上高は、同8.0%の減少、全店で5.9%の減少となった。

主力のタイヤ販売は、低燃費タイヤの売上は好調であったものの、北海道を除く降雪エリアで、スタッドレスタイヤからの履き替え時期が3月に前倒しになったこと、期初の想定よりもタイヤ交換の需要が全体的に高まらなかったことなどから、タイヤ売上が減少した。

ホイールや車内アクセサリー、洗車用品などの売上も低迷した。特にカーナビゲーションは、カーディーラーとの競争激化に伴う数量、単価の下落により売上が減少した。

車検・整備事業は、車検獲得台数の少ない店舗へ重点的な指導を強化したことなどから台数、金額ともに堅調に推移し、車検実施台数は同4.3%増の27万7000台となった。

車販売・買取、中古車販売事業での総販売台数は同16.9%増の9882台と好調だった。

営業利益は、直営店舗の子会社への譲渡に伴う店舗運営費用減少など、販売費・一般管理費が減少した効果などから、同5.9%増の44億6400万円と増益となった。当期純利益は同32.8%増の29億8800万円だった。

通期業績見通しは、中間期業績を加味して、売上高を前回予想より79億円マイナスの2291億円に下方修正した。利益見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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