スズキは11月1日、2013年度の軽自動車販売計画を従来の58万台から60万2000台に上方修正したことを明らかにした。前年度との比較では2.6%の伸びを見込むことになる。
スズキの鈴木修会長兼社長は同日、都内で開いた決算会見で「軽の全需を当初、180万台とみていたが、それでは少なくて200万台くらいはいけるのではないかと考えている。それで200万台、シェア30%の前提で、60万2000台に上方修正した。スペーシアが意外に活躍してくれているので、これくらいはいけるだろう」と説明した。
さらに「(消費税率引き上げ前の)駆け込み需要を考えないとすれば(全需が)200万台くらいということで、固めにみているといえるかもしれないが、軽の税金の動向がどうなるか非常に微妙なので、その辺に落ち着くだろうとみている」とも述べた。