マレーシア最低賃金制度、来年1月より完全導入

エマージング・マーケット 東南アジア

雇用者の要請を受けて一部で猶予を認めていた最低賃金制度について、マレーシアのリチャード・リオット人的資源相は、来年1月1日付けで完全導入する方針を明らかにした。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが報じた。

同制度は今年1月1日に導入されたが、外国人への適用など一部企業からの反対を受けて完全には導入されていなかった。

リオット人的資源省は、最低賃金を従業に支払うことが出来ない企業などを対象に12月31日までの猶予を認めてきたが、来年1月より場所や業種に関わり無く完全に導入する意向を改めて表明した。

年末までの導入延期が認められているのは従業員6人以上の400社あまりのホテルや警備会社。また従業員1-5人の零細企業も猶予が認められている。現行の最低賃金は半島部で900リンギ、サバ・サラワク州、及びラブアンで800リンギで、2年毎に見直されることになっている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  6. スズキ『ソリオ』 乗り心地と静粛性はクラストップか…土曜ニュースランキング
  7. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
  8. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  9. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  10. どこへでも行けそう&なんでもできそう、トヨタ RAV4 新型のデザイン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る