【サイクルモード13】家電量販店のラオックス、電動アシスト自転車で攻勢を

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ラオックスが製造する電動アシスト自転車「TASKAL」(サイクルモード2013)
ラオックスが製造する電動アシスト自転車「TASKAL」(サイクルモード2013) 全 2 枚 拡大写真

ラオックスといえば、家電量販店として知られるが、電動アシスト自転車を製造しているのをご存じだろうか。3年前に開始し、現在、年間2~3万台販売して、これから攻勢をかけていくそうだ。

ブランド名は「TASKAL(タスカル)」で、ラオックスの社名を極力出さないようにしている。というのも、社名を出すと、他の量販店が扱ってもらえないからだ。事実、ある家電量販店からは「ラオックスという名前を出すなら、商品を扱わない」と断れたこともあった。

同社の電動アシスト自転車の魅力はなんといっても価格の安さだ。他社製が10万円以上するのに対し、同社のものは6~7万円。その秘密は余分なものをできるだけなくし、製造を中国で行っていること。ただ、肝心な部品はすべて日本製のものを使っているそうだ。

「まだまだうちの自転車の知名度は低い。いろいろな機会を通じてPRをしていきたい。まだ、採算が取れていないので、近いうちに年間10万台の販売を達成したい」と同社関係者は強調する。性能の面では大手メーカーのものと遜色ないので、同社関係者は勝算ありとの様子だった。

《山田清志》

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