広島電鉄、11月11日にダイヤ改正…利用実態にあわせ増発・減便

鉄道 企業動向
広島電鉄で運用されている連接車の5100形「Green mover max」。11月11日のダイヤ改正では夕方ラッシュ時に連接車の増発や運行時刻の変更が行われる。
広島電鉄で運用されている連接車の5100形「Green mover max」。11月11日のダイヤ改正では夕方ラッシュ時に連接車の増発や運行時刻の変更が行われる。 全 2 枚 拡大写真

広島電鉄は11月11日、ダイヤ改正を実施する。市内線は時間帯ごとに所要時間の見直しを実施。市内線~宮島線直通系統もラッシュ時を中心に行き先や運行時刻を見直す。

始終発の時刻は数分程度変わる。1号線の広島駅行き始発は広島港発の時刻が現行6時1分から5時59分に、広島港行き終発の広島駅発が現行22時18分から22時20分になる。2号線は広電宮島口行き終発の広島駅発が現行より1分早い23時26分、3号線は広電西広島行き始発の広島港発が2分早い5時28分、6号線は江波行き終発の広島駅発が5分遅い22時58分になる。

市内線は1号線で連接車の増発を夕方ラッシュ時に実施。5号線も夕方ラッシュ時に連接車の運行時刻を利用実態に合わせて変更し、現在は広島港・宇品停留場を16時25分・16時54分・17時21分・17時43分・18時11分に発車している連接車を16時16分・16時32分・17時22分・17時35分・17時50分の発車に変更する。8号線では横川駅発江波行きの発車時刻を見直し、十日市町~江波間で運行時刻の均等化を図る。

市内線~宮島線直通の2号線は、ラッシュ時を中心に行き先や運行時刻を見直す。月~金曜の朝ラッシュ時は、広電西広島7時46分発の広電廿日市市行きの運転区間を拡大し、広電宮島口行きに変更。宮島線から本通・市役所前方面への直通電車は利用実態に合わせ、現在の7本より1本少ない6本に減らす。JA広島病院前7時2分発の広島港・宇品行きは運転区間を短縮し、広電本社前行きに変更する。夕方以降は広電西広島停留場から広電宮島口駅に向かう列車の運行時刻を変更し、17・18時台の運行本数を2本増やす。

土曜は朝ラッシュ時の広電宮島口方面行きの一部列車で運転区間を延長。夕方も広電宮島口方面について、現在の約8分間隔運行を7~8分間隔運行に増便して混雑の緩和を図る。休日は広電西広島16時31分発の広電宮島口行きを新設する。

《草町義和》

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