【NASCAR】カイル・ブッシュとケセロウスキー、コース上で協力、恨み忘れる

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
No.2がNo.18のグリルの破片を取り除く(動画キャプチャ)
No.2がNo.18のグリルの破片を取り除く(動画キャプチャ) 全 4 枚 拡大写真

か月前にカンザスで行われたネーションワイドシリーズのイベントで起こった接触について、カイル・ブッシュがブラッド・ケセロウスキーを「馬鹿丸出しだ」と批判、その後、復讐劇が予想されていたが、2人のドライバーはプロとして対応した。

ブッシュのクルーチーフであるデイブ・ロジャースによれば、先週末にテキサス・モーター・スピードウェイにて行われたAAAテキサス500のレースで、2人のドライバーがコース上で互いに協力し合って、ブッシュの運転するNo.18の車のグリルから破片を取り除いたことで、復讐は過去のものとなったとのこと。

この2人のドライバーの確執は今年のレースだけではなく、昨シーズンのワトキンス・グレンでのレースから始まっている。最終ラップでケセロウスキーはブッシュの車に軽く接触してスピンをさせ、そのことが原因でブッシュはリッチモンドの最終戦でジェフ・ゴードンに3ポイント差でチェイスのメンバーに入ることができなかった。

「昨年の話では、No.18(カイル・ブッシュ)がNo.2(ブラッド・ケセロウスキー)に復讐をするということだったが、今日のテキサスで2人は互いにプロフェッショナルだと言うことを証明して見せた。ブラッドはコース上でNo.18の車とテールを接近させることで、グリルから破片を取り除いてくれた。我々はそのことに大変感謝している」とロジャースは語った。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る