日清紡とコンチネンタル社、中国に電子制御ブレーキシステム用部品の生産拠点を設立

自動車 ビジネス 企業動向
日清紡ブレーキ(webサイト)
日清紡ブレーキ(webサイト) 全 2 枚 拡大写真

日清紡ホールディングスは11月6日、独コンチネンタル社の中国子会社と、電子制御ブレーキシステム(EBS)の主要部品であるバルブブロックの製造・販売を目的とした合弁会社を中国に設立すると発表した。

両社は、2000年に自動車用アンチロックブレーキシステムの製造・販売の合弁会社を設立するなど、これまで良好なパートナーシップを築いてきた。

現在、コンチネンタル社は、中国市場の需要増へ迅速に対応することでEBSのシェア拡大を目指しており、競争力のある構成部品の安定的な確保が課題となっていた。一方、日清紡HDは、精密部品の製造拠点を日本と上海に有し、事業拡大を目指している。

今回両社は、新合弁会社を設立することで、中国自動車市場の需要増を取り込み、さらなる成長を図っていく。

新会社の名称は、日清紡大陸精密機械(揚州)有限公司(仮称)。資本金は2億元(約32億円)で、出資比率は日清紡HDが70%、コンチネンタル・中国子会社が30%。2015年1月より生産を開始し、以降順次生産規模を拡大。2020年3月期の売上高は40~50億円レベルを見込んでいる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る