ホンダ伊東社長、「苦難の道のりを経てきた」寄居工場開所式

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ホンダ寄居工場開所式のようす
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ホンダは11月7日、新鋭の4輪車生産拠点である寄居工場(埼玉県寄居町)の開所式を同工場内で開いた。

式典での挨拶で伊東孝紳社長は、2006年5月に最初の工場建設を発表して以来、リーマンショックなどで建設が実質凍結された経緯を振り返り「苦難の道のりを経てきた。特別の思いでこの日を迎えた」と述べた。

また、新工場は「最先端の生産技術を導入し、世界のマザーとして建設した。今後はメキシコ、タイ、中国などの新工場に技術を水平展開し、世界のモノづくりを支えていく」と強調した。

寄居工場は総投資額1065億円で、2200人が従事している。新型『フィット』の拠点として10月中旬から2直フル稼働しており、年25万台の能力をもつ。今後、フィットベースのSUVとセダンも生産に加える。

《池原照雄》

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