【東京モーターショー13】豊田会長「各地との競争は良いこと」

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東京モーターショー13 開催概要会見
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日本自動車工業会は11月7日、第43回東京モーターショー2013の開催概要を発表した。世界12か国から合計177社180ブランドが計426台を展示する。テスラの初出展やボルボが復帰する一方で、米ビッグスリーの参加は今回も見送られた。

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自工会の豊田章男会長は同日、都内で会見し「海外のメーカーからみて市場の規模的な魅力で東京モーターショーはアジアの中で、中国やアジアより多少劣っているという気持ちも理解はできる」とコメント。

その一方で「これだけの数のメーカーがこの日本にあり、その販売台数の合計は世界一。生産基地としても世界の2番目になる。開発拠点という意味では全社がほぼ日本を中心にやっている。今回のモーターショーもイノベーションという言葉をキーワードにしているように、世界に名だたる自動車メーカーが本店所在地をおいている日本。先端先行でどういうアイディアを出してくるかということは、この東京モーターショーが、世界でも非常にユニークなモーターショーとして価値があると思っている」と強調した。

東京とほぼ同時期に中国・広州、米ロサンゼルスでもモーターショーが開催されることについては「世界各地でモーターショーが行われることは、車業界にとっても非常に良いこと。車、バイクに関心が集まる、そして車、バイクの祭典が各地で色々行われるということは、業界にいるものとしては良いこと。悪いことはない」と指摘。

さらに「それぞれの場所で車、バイクに関心があるイベントが行われる。そしてそれぞれの場所で前回よりも、より多くのファンの方が訪れる。それをどこの会場でも求めていく。東京もある面、競争しながらやることは良いことだと思っている」と述べた。

《小松哲也》

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