マレーシアのテレコム、国内外接続性改善のためイニシアティブを発表

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシアのブロードバンド国内最大手テレコム・マレーシア(TM)は、マレーシアと海外をつなぐデータ接続サービスの需要が高まっていることから、3つのイニシアティブを発表した。ザ・スターなどが報じた。

発表したのは、「My1ハブ」、「イスカンダル・インターナショナル・ゲートウェイ(IIGW)」、「光海底ファイバー・ケーブル(チャハヤ・マレーシア)」。

「My1ハブ」は、マレーシア半島にシームレスな接続性を提供するワンストップ拠点となる。またサービス・プロバイダーやデータ・センター業者向けにプラットフォームを提供する。560ギガバイト/秒の能力を持っており、24テラバイトへの拡大も計画されていている。向こう2、3年後にはサバ、サラワク州でもサービスを開始する予定。

「IIGW」は、ジョホール州南部開発地域「イスカンダル・マレーシア」におけるネットワークのインフラ整備を行う。

「チャハヤ・マレーシア」は、NTTコミュニケーションズとの事業提携で敷設を進めているプロジェクトで、マレーシアから香港を通じて、日本とを繋ぐ通信網を構築する。TMは、チャハヤ・マレーシアなどの光海底ケーブルに投資することで、マレーシアと海外を結びシームレスな接続性を提供する計画だ。

国家ブロードバンド・イニシアチブの下で開始した高速ブロードバンド(HSBB)通信網整備の第2期について、TMは全国400か所のエクスチェンジ・ポイントにおいてアップグレードを行うと発表した。

広瀬やよい

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