BMWグループは11月11日、10月の世界新車販売の結果を明らかにした。BMW、MINI、ロールスロイスの3ブランドの総販売台数は、10月としては過去最高の16万5851台。前年同月比は5.2%増と、50か月連続で前年実績を上回った。
ブランド別では、BMWが前年同月比5.4%増の14万0057台と、引き続き好調。MINIは3.8%増の2万5420台と、4か月連続で増加。ロールスロイスは374台という結果。
グループ全体の1-10月市場別実績は、中国が前年同期比20%増の31万7822台。中国を含めたアジア全体では、17.7%増の46万9434台だった。米国は11.1%増の36万6661台。欧州は71万1918台を売り上げ、前年同期比は0.1%増。
1-10月のBMWブランド実績では、『3シリーズ』が、前年同期比26.1%増の40万8217台と牽引。『5シリーズ』が前年同期比3.2%増の30万1164台、『6シリーズ』は21.6%増の2万2764台を販売した。
SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)では、『X3』が前年同期比6%増の12万7730台と、人気が持続。『X1』も12.6%増の13万1343台と支持を集める。
BMWグループの2013年1-10月世界販売は、前年同期比7.3%増の160万2018台と過去最高。同社のイアン・ロバートソン営業&マーケティング担当取締役は、「10月単月、1-10月ともに、過去最高の販売実績。欧州のいくつかの市場では、引き続き逆風下にあるが、BMWグループは世界の高級車メーカーのリーダーであり続けるだろう」と述べている。