パイオニアと三菱化学の合弁会社の有機EL照明パネル、六本木のクリスマスツリーに採用

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有機EL照明パネルを使用したクリスマスツリーのイメージ
有機EL照明パネルを使用したクリスマスツリーのイメージ 全 1 枚 拡大写真

パイオニアと三菱化学は、両社が出資するMCパイオニアOLEDライティングを通して販売している有機EL照明パネル「ヴェルヴ」が、六本木ヒルズのクリスマスツリーに採用されたと発表した。

森ビルが所有する六本木ヒルズのクリスマスイルミネーション「Roppongi Hills 10th Anniversary Christmas」で、クリスマスツリーに216枚のヴェルヴが組み込まれる。高さ約10メートルのシンボルツリーは、六本木ヒルズの玄関口である66プラザに設置される。

イルミネーションデザインは、アークヒルズ仙石山森タワーや東京国際空港国際線ターミナルなどのライトアップを手掛けたライティングデザイナー内原智史氏が担当。

内原氏はヴェルヴを採用したことについて「『人と環境に優しく、豊かな色彩を表現する最先端の有機EL』技術は日本が世界をリードするもので、今後さまざまな用途での活躍が期待される光源」と述べた。

今回、ヴェルヴに防雨処理を施したことにより、初めて有機EL照明を屋外で長時間使用できるようになった。ヴェルヴならではのフルカラー調色・調光機能による目に優しい柔らかな光は、クリスマスツリーのモチーフであるキャンドルの色や、ウイスキーを思わせる琥珀色を自在に表現でき、広場全体を温かい雰囲気で包み込むとしている。

三菱化学とパイオニアは、MCパイオニアOLEDライティングを通して、今後も有機EL照明ならではのメリットを活かした用途を積極的に提案し、市場を開拓していく。

また、2014年1~3月を目処に世界初の発光層塗布型有機EL照明モジュールの量産出荷を開始し、有機EL照明ビジネスを本格展開する。

《レスポンス編集部》

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