【MotoGP 最終戦】マルケス、デビューシーズンにタイトルを獲得する快挙[動画]

モーターサイクル エンタメ・イベント
モトGP最終戦バレンシアGP(動画キャプチャ)
モトGP最終戦バレンシアGP(動画キャプチャ) 全 6 枚 拡大写真

スペインのマーク・マルケスはモトGPの最終戦であるバレンシアGPで、史上最年少の世界タイトルを獲得した。

ポールポジションからスタートするホンダに乗るマルケスは、4位以上のフィニッシュで、ホルヘ・ロレンソの連覇を阻むことが可能な状況。ヤマハのライダーであるロレンソは勝利するしか無く、最終戦は熱い戦いとなった。

マルケスのチームメイトであるダニ・ペドロサがレースの重要な場面に関わり、ロレンソを含めた3人が優勝を争うこととなった。そして結局終盤に速さを見せたロレンソがこのレースを制することになったが、マルケスのデビューシーズンでの王座獲得という快挙を阻むことはできなかった。

「それは夢が現実になったようなもので、僕にとっては早すぎたのかも知れない。なぜならモトGPのデビューシーズンで、このようになるとは思っていなかったからだ。しかしとても良い気分で、言葉では表現できないほどだ」とマルケスは語った。

ロレンソは今シーズンの18レースで8勝したが、王座を喪失することとなった。ロレンソから約4秒遅れでレプソル・ホンダのペドロサが2位となり、さらに3秒差でマルケスが3位となった。マルケスは1978年のケニー・ロバーツ以来、初めてデビューシーズンで世界王者を獲得したライダーとなった。

最終的なポイントスタンディングでマルケスはわずか4ポイント差で年間優勝を決め、2度の王座に輝くロレンソの連覇を阻むこととなった。マルケスと同じスペイン出身のダニ・ペドロサが3位となり、7度の世界王者であるイタリアのバレンティーノ・ロッシが4位となった。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. <新連載>[車内エンタメ最新事情]音楽を聴く場合、スマホはどう繋ぐ? 便利なのは? 音が良いのは?
  5. 不適切利用47%、カメラ式駐車場管理システムで判明…熊野白浜リゾート空港
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る