【日産 スカイライン 新型発表】正常進化から、新しい刺激を求めたデザインへ

自動車 ニューモデル 新型車
日産・スカイライン
日産・スカイライン 全 6 枚 拡大写真

日産自動車は『スカイライン』をフルモデルチェンジし、2014年2月末より発売する。そのデザインは、先代までの正常進化から若干シフトしたものになっているという。

日産自動車グローバルデザイン本部プロダクトデザイン部デザイン・ダイレクターの長谷川浩さんは、先代に引き続き新型のデザインも担当した。「先々代(V35)では、考え方やデザインを大幅に変化、新しい提案をしたので、先代(V36)にモデルチェンジする際は、デザイン表現を大きく否定して変えることはせず、正常進化させた」と話す。

長谷川さんは、「そのため変更感がないなどとも言われたが、V35からV36へ(考え方やデザインの)一貫性を持たせることで、継続し浸透させたいと考え、V35を買ったユーザーも裏切らず、さらにV36でも(新たなユーザーを)開拓したいということを意識した」と振り返る。

そして新型では、「V35、V36と継続性を持たせて正常進化させたので、ユーザーも新しい刺激や、新しいチャレンジを当然期待しているだろう。それに応えなければいけない。また、自分たちも、ここで一気にジャンプしたいという想いの中でデザインしたのがこのクルマだ」と想いを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る