スイスのグトル、マレーシア・セ州に無停電電源装置の第2工場を開設

エマージング・マーケット 東南アジア

無停電電源装置(UPS)を製造するスイス系グトル・エレクトロニックは12日、セランゴール州シャアラムに第2製造工場を開設した。投資額は1,000万リンギ。

新工場はUPSを年間1,500台製造する能力を持つ。新工場設立により年間生産量が20%増加し、今年の売り上げが2億リンギを超えると見込まれている。今年は第1工場で500台を製造した。

グトルが製造するUPSシステムは、石油及びガス、発電、海洋事業などで使用されており、同社は石油及びガス、原子力セクター向けではシェアがトップとなっている。

マレーシア工場で製造された製品の85%は輸出向けとなっている。アジア太平洋に60%、中東に20%、残りを欧州や米国向けに輸出している。

小栗 茂

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