国連人権理事会の審査、死刑廃止&抑圧的な法律廃止勧告 マレーシア

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国連加盟国は10月24日、マレーシアに対して死刑廃止と抑圧的な法律の廃止、オラン・アスリ(先住民族)の権利尊重と個々の宗教的慣習の尊重を促す勧告を行った。

スイスのジュネーブで国連加盟国193カ国が集まり、国連人権理事会(UNHRC)による各国の人権状況の審査が行われた。2009年に次ぐ2度目となる普遍的定期的審査(UPR)で、人権状況の改善度合いを確認するための審査となる。

多くの国連加盟国が、マレーシアにおける人種差別が大きな問題であると指摘。国連はナジブ・ラザク首相に対し、過去の発言に従い、1948年煽動法や1984年印刷物法など抑圧的な法律を廃止するよう促した。マレーシアではメディアによる報道の自由が侵害されているという。

千田真理子

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