富士通テンとヴァレオ、障害物検知技術の開発で提携

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富士通テン・車載用小型77GHz 3次元電子スキャンミリ波レーダ(参考画像)
富士通テン・車載用小型77GHz 3次元電子スキャンミリ波レーダ(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

富士通テンとヴァレオは11月11日、自動車の安全システム分野における開発を共同で推進することに合意したと発表した。

両社は、富士通テンのミリ波レーダとヴァレオの前方カメラを組み合わせて車道の障害物を検知するセンシング技術の開発に共同で取り組む。

ミリ波レーダとカメラは歩行者や自転車、他の車両などを迅速かつ正確に検知するセンサとして機能。障害物と衝突しそうになった場合、自動的にブレーキがかかり事故を未然に防ぐ。例えば、歩行者と衝突しそうになった場合、複数のセンサと自動緊急ブレーキシステムが事故を予防するとともに万が一衝突したとしても被害を軽減する。

両社は、ミリ波レーダが有する「対象物との相対距離や位置関係の認識における優位性」、カメラが有する「対象物を識別できる優位性」といったそれぞれの特長を融合させ、季節や天候、時間帯などの外部環境に左右されることなくより高い精度で障害物を検知できる技術の開発に共同で取り組む。

《纐纈敏也@DAYS》

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