ロッキード・マーチンは11月14日、同社の長距離対艦ミサイル(LRASM)が移動中の海上ターゲットに直撃したことにより、2度目の飛行テストに成功を収めたことを公表した。
このテストは防衛高度研究企画庁(DARPA)と海軍研究事務所(ONR)プログラムの援助によって実行された。
カリフォルニア州ポイント・ムグの海洋上で、テキサス州のディアス空軍基地を飛び立った第337テスト及び評価飛行中隊のB-1B爆撃機がLRASMをリリースし、それはウエポン・データ・リンクより飛行中のターゲット情報のアップデートを受信しながら、全ての予定された通過点を通り過ぎた。
LRASMは自律誘導から移行した後、オンボードセンサーのインプットを使用してターゲットを識別した。そしてミサイルは最後のアプローチの為に降下し、ターゲットを確認した後に直撃した。
「このテストは8月に行われた最初の飛行テストに加え、LRASMの機能と成長度を実証した。新しいセンサーと伝統的なJASSM-ERコンポーネントは全て、飛行中に良いパフォーマンスを見せ、ミサイルは計画通りにターゲットに命中した」とロッキード・マーチンのミサイル及び発射制御部門のLRASM空中発射プログラム管理者であるマイク・フレミング氏は語った。