ホンダの米国法人、アメリカンホンダは11月5日（日本時間11月6日未明）、米国ラスベガスで開幕したSEMAショー13において、『HPDホンダ シビック ストリート パフォーマンス コンセプト』を初公開した。
HPDとは、ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメントの略。アメリカンホンダのモータースポーツ部門の名称だ。そのHPDが、最新の2014年モデルの『シビッククーペ』の頂点に立つ「Si」グレードをベースに、さらなる高性能化を図ったコンセプトカーが、HPDホンダ シビック ストリート パフォーマンス コンセプト。
2.4リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」エンジンは、「K24Z7」と呼ばれるレーシングエンジンにチューニング。スペックは公表されていないが、ノーマルの最大出力205ps、最大トルク24.1kgmを上回るのは確実。
足回りは、公道での性能アップを目指して、大容量ブレーキキットやHPDパフォーマンスのスプリング、HPDのリアスタビライザーで強化。足元はHPDの18インチホイールで引き締める。ボディには、ドクロを描くなど、独特の模様も目を引く。
HPDホンダ シビック ストリート パフォーマンス コンセプトは、現時点ではコンセプトカー。しかし、HPDは近い将来、これらのパーツを純正アクセサリーとして、米国で販売する計画だ。
