最新キャデラック ATSでBOSEサウンドを体感…アメリカンモーターフェア

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GMブースの一角で開催されたBoseの試聴体験
GMブースの一角で開催されたBoseの試聴体験 全 6 枚 拡大写真

11月16~17日にお台場メガウェブで開催された「アメリカモーターフェア」では、米国の音響機器メーカー、BOSE(ボーズ)による体験試聴会も行われた。試聴用デモカーは、2013年の北米カーオブザイヤーを受賞したキャデラックATS。車種専用に最適化されたサウンドを楽しむには絶好の機会となった。

会場は、日本で販売される最新アメリカ車が並ぶGMコーナーの一角。ここではキャデラックATSに標準搭載された『BOSE センターポイント・サラウンド・ サウンドシステム』が生で体験できる他、技術担当者の説明を聞きながらそのメリットを体感できた。システムは、BOSEとGMとの30年にわたる共同開発の歴史の中で生まれたもので、開発段階からBOSEが参画して共同設計を行い、ラグジュアリー・スポーツセダンにふさわしい専用設計の音響システムを作り上げている。

搭載された10スピーカーはキャデラックATS専用で設計されており、デジタルアンプには「CenterPoint2」によるバーチャルサラウンドをはじめ、走行中に影響を受けやすい低域中心をリアルタイムで補完する「AUDIOPILOT2」、逆位相信号を与えることで音楽を最適な環境で聴かせる「Active Noise Cancellation(BoseEHC)」機能などBoseが持つ技術が凝縮されている。それだけに、ダイナミックで迫力たっぷりのアメリカンサウンドに何度も会場を訪れる人も現れたほどだ。

また、会場ではバイノーラル録音したソースをBOSE製ノイズキャンセリング・ヘッドホンで体感できるコーナーも用意。「バイノーラル録音」とは、ダミーヘッドに組み込まれたマイクロフォンで録音する方式で、あたかもその場に居合わせたかのようなリアルな臨場感を再現できるのが特徴。ノイズキャンセリング・ヘッドホンによって周囲のノイズがキャンセルされると、その臨場感はさらに高まり、多くの人がそのリアルな再現性に驚きの声を上げていた。

《会田肇》

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