10月のヒュンダイ世界販売、1.1%増…2か月ぶりに増加

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型ヒュンダイ サンタフェ
新型ヒュンダイ サンタフェ 全 3 枚 拡大写真

韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は、10月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は41万6919台。前年同月比は1.1%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

海外では10月、35万9366台を販売。前年同月比は2.5%増と、2か月連続でひと桁増へ伸び率が鈍化した。その内訳は、海外生産分が2.2%増の24万4950台と、引き続き好調。輸出分は11万4416台で、前年同月比は3.1%増と、2か月ぶりに前年実績を上回る。

海外では、米国での新車販売が回復。10月としては過去最高の5万3555台を売り上げ、前年同月比は6.5%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

小型車の『エラントラ』が、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペ投入の効果もあり、1万4876台を販売。前年同月比は2.5%増と、16か月連続で増加した。新型を発売したSUVの『サンタフェ』シリーズも、前年同月比36%増の8194台と、2か月ぶりのプラス。主力中型セダンの『ソナタ』も、18.5%増の1万9872台と、10か月ぶりの前年実績超え。

一方、地元韓国の新車販売は、減速傾向。10月の韓国新車販売は5万7553台で、前年同月比は6.4%減と、2か月連続で前年実績を下回った。新型サンタフェ効果で、SUVの10月販売は3%増の1万2175台と、2か月ぶりの前年実績超え。

また、バスやトラックを含む商用車は、前年同月比1.2%減の1万5699台と、2か月連続で減少。乗用車も12.1%減の2万9679台と、2か月連続で前年実績を下回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る