川崎重工、H-IIAロケット23号機向け衛星フェアリングを出荷

宇宙 企業動向
川崎重工、H-IIAロケット23号機用衛星フェアリングを出荷
川崎重工、H-IIAロケット23号機用衛星フェアリングを出荷 全 1 枚 拡大写真

川崎重工業は、岐阜工場(岐阜県各務原市)で設計・部品製造して、播磨工場(兵庫県播磨町)で組み立てたH-IIAロケット23号機用衛星フェアリングを、種子島宇宙センターに向けて出荷したと発表した。

この衛星フェアリングは、種子島宇宙センターで打ち上げる三菱重工業に納入され、同社が打ち上げるH-IIAロケット23号機に組み込まれる。ロケットは、2013年度内に打ち上げる予定で、準備作業を進めている。

今回出荷した衛星フェアリングは、直径4メートルのシングル・タイプ(4S型)で、この中に衛星が1機組み込まれる。

H-IIAロケット23号機は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と米国航空宇宙局(NASA)が共同開発した全球降水観測(GPM)主衛星を搭載する。

川崎重工は、1993年にH-IIロケット向けに衛星フェアリングを納入したのを皮切りに、H-IIロケット向けには計7機分を納入している。

H-IIAロケットでも、4メートル・シングル・タイプ(4S型)、4メートル・デュアル・タイプ(4/4D型)、5メートル・シングル・タイプ(5S型)の衛星フェアリングを開発・製造し、これまでに計22機分を納入した実績を持つ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る