JR旅客6社、「青春18きっぷ」冬季用と春季用の概要を発表

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「青春18きっぷ」はJR線の普通列車が5日(5回)分、自由に乗り降りできる。写真は上越線を走る普通列車。
「青春18きっぷ」はJR線の普通列車が5日(5回)分、自由に乗り降りできる。写真は上越線を走る普通列車。 全 4 枚 拡大写真

JR旅客6社は11月18日、春・夏・冬休み向けに発売しているJR全線のフリー切符「青春18きっぷ」について、12月利用開始分(冬季用)と2014年3月利用開始分(春季用)の概要を発表した。切符の効力などは従来通り。

利用可能期間は冬季用が12月10日~2014年1月10日、春季用が2014年3月1日~4月10日。1日乗り降り自由を1回として5回分がセットになっており、1人で5日間利用したり、5人が同一行程で1日だけ利用するなどといった使い方ができる。

利用できる交通機関はJR全線の普通・快速列車の普通車自由席と、JR東日本のバス高速輸送システム(BRT)、JR西日本宮島フェリー。青い森鉄道線の青森~八戸間・青森~野辺地間・八戸~野辺地間も、普通・快速列車で通過利用する場合に限り利用できる。

新幹線を含む特急・急行列車やグリーン車などは原則として利用できないが、普通列車の普通車指定席やグリーン車自由席などは、指定席券やグリーン券などを別途購入すれば利用できる。また、奥羽本線青森~新青森間と津軽海峡線木古内~蟹田間、石勝線新得~新夕張間は、各区間内を相互に発着する場合に限り、特急・急行列車の普通車自由席を利用できる。宮崎空港線も宮崎~宮崎空港間に限り特急列車の普通車自由席が利用できる。

発売期間は冬季用が12月1~31日、春季用が2014年2月20日~3月31日。発売額は1万1500円で、1回分あたりでは2300円になる。上野駅(東京都台東区)から東北本線(宇都宮線)の普通列車を利用する場合、小山駅(栃木県小山市)までの往復で通常の往復運賃(2560円)より安くなる。

《草町義和》

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