【東京モーターショー13】UDトラックス、実験車両 クオン・フューエル・デモンストレーター を世界初公開

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UDトラックスの実験車両、クオン・フューエル・デモンストレーター
UDトラックスの実験車両、クオン・フューエル・デモンストレーター 全 1 枚 拡大写真

UDトラックスは、11月23日から12月1日まで、東京ビッグサイトで開催される「第43回東京モーターショー2013」で、実験車両『クオン・フューエル・デモンストレーター』を世界初公開する。

クオン・フューエル・デモンストレーターは、燃費のさらなる改善を追求するUDトラックスの実験車両。同社が独自に開発した技術を活かして燃費性能の改善を図り、顧客の事業効率アップに貢献する。研究開発と走行試験を通じて、燃費調査と評価を行い、現行の大型トラック『クオン』比10%以上の燃費向上を目指す。

実験車両に搭載された8リットルエンジンは、従来の11リットルエンジンに対して約7割の排気量を持ち、各部の機械抵抗も低減。またエンジン過給で吸気量を増やし、8リットルエンジンでありながら低回転数で11リットルエンジンに匹敵するトルクを実現している。

また、現在のクオンの気流を数値流体力学(CFD)で解析し、キャブの上部および側面とボディの接合部分を最適化。フロントボイラーからサイドスカートへの流れるようなデザインやホイールカバーの装着により、車両への空気の流れを整え、走行中の空気抵抗の低減を狙いとした。

さらに、省燃費運転を実現するドライバーサポートシステム「アドバンスド・ドライバー・アシスタンス・システム(ADAS)」を装備。GPSと地図データを駆使して前方の坂道やカーブを認識、無駄な加速を抑制し、車速をコントロールすることで燃費を改善する。

《纐纈敏也@DAYS》

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