アウディ A8、豪華さを極めたエクスクルーシブコンセプト…50台を限定生産へ

自動車 ニューモデル 新型車
アウディ A8L  W12クワトロ
アウディ A8L W12クワトロ 全 3 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは11月14日、『A8エクスクルーシブコンセプト』の概要を明らかにした。

同車は欧州向けの『A8』シリーズの最上級グレード、『A8 L W12 クワトロ』をベースに、さらなる高級さを追求したコンセプトカー。A8 L W12 クワトロは、A8のロングホイールベース仕様車。メルセデスベンツ『Sクラス』やBMW『7シリーズ』のV型12気筒ガソリンエンジン搭載車に対抗するA8シリーズのフラッグシップが、このA8 L W12 クワトロ。

アウディの属するフォルクスワーゲングループが開発した12気筒エンジンは、V型ではなくW型という独自レイアウト。「VR6」と呼ばれていた狭角V型6気筒エンジンを2つ組み合わせ、4つのシリンダーバンクを備えているのが特徴。

A8LのW12 クワトロは、6.3リットルの排気量から、最大出力500ps、最大トルクを発生。駆動方式は4WDのクワトロ。低負荷走行時に、半分の6気筒を休止するシステムの効果もあり、欧州複合モード燃費はクラストップレベルの8.5km/リットルを実現した。

A8エクスクルーシブコンセプトでは、イタリアの高級家具メーカー、ポルトロナ・フラウのレザーをシートなどに採用。アガサコニャックと呼ばれるブラウン系のカラーやダイヤモンドキルトのパターンが、エクスクルーシブ性を際立たせる。ダッシュボード上部はナッパレザー仕上げ。天井には、白いアルカンターラを使う。

アウディは、このA8エクスクルーシブコンセプトを2013年3月、限定生産に移す予定。生産台数は50台を計画している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る