オービタル・サイエンシズ ミノタウロス1ロケットで同時に29機の衛星を打ち上げ

宇宙 テクノロジー
2011年7月にORS-1衛星を打ち上げた際のミノタウロス1ロケット
2011年7月にORS-1衛星を打ち上げた際のミノタウロス1ロケット 全 1 枚 拡大写真

オービタル・サイエンシズ社は、2013年11月19日19:30(日本時間20日09:30)米ヴァージニア州ワロップス飛行基地から即応宇宙衛星『ORS-3』と28機の超小型衛星をミノタウロス1ロケットで打ち上げる。

ORS-3(Operationally Responsive Space-3)衛星は、開発決定から打ち上げて軌道上で作動するまで24カ月以内と、短い所要時間で人工衛星を配備し、軍事作戦や軌道上の物体監視などに利用するプログラムの小型実証衛星。同プログラムの3機目の実証衛星となり、高度500キロメートル、軌道傾斜角40.5度の円軌道に打ち上げられる。衛星の開発はボール・エアロスペース社が担当した。

ORS-3の打ち上げと同時に、28機のキューブサット(超小型衛星)が打ち上げられる。多数の相乗り小型衛星を安全に軌道上に展開することも今回の打ち上げミッションの目的のひとつ。相乗り衛星の1機は、ヴァージニア州のトーマス・ジェファーソン科学技術高校の生徒が開発した「TJCubeSat (TJ Sat)」。10×10×12センチ、0.89キログラムのこの衛星は、音声合成装置を搭載しており、任意の文字列を音声に変換してアマチュア無線の周波数で地球に送信する。学生であれば誰でもこの衛星の機能を利用でき、文字列を送って宇宙で読み上げることが可能だという。TJCubeSatは、オービタル・サイエンシズ社のロケットで打ち上げられる初の高校生が開発した衛星となる。

《秋山 文野》

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