VW と上海汽車の中国合弁、上海 VW が累計生産1000万台…30年で達成

自動車 ビジネス 企業動向
上海フォルクスワーゲンの累計生産1000万台を祝う記念式典
上海フォルクスワーゲンの累計生産1000万台を祝う記念式典 全 1 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンと上海汽車の中国合弁、上海フォルクスワーゲンは11月15日、累計生産台数が1000万台に到達したと発表した。

上海フォルクスワーゲンは1983年4月、中国での現地生産を開始。最初にラインオフしたのは、『サンタナ』だった。累計生産台数1000万台は、生産開始から30年で達成した記録となる。記念すべき累計生産1000万台目となったのは、SUVの『ティグアン』。

上海フォルクスワーゲンは1990年、独自の開発部門を設立。1997年には、テスト施設も開業した。2003年には独自のデザインセンターを開設。2006年には、フォルクスワーゲングループ傘下のシュコダブランド車の生産も開始した。

中国は、フォルクスワーゲングループにとって、世界最大の市場。2012年には、上海フォルクスワーゲンと一汽フォルクスワーゲン(第一汽車との合弁)を合わせて、年間281万台を販売。2013年は9月の時点で、中国新車市場で20.9%のシェアを占めている。

上海フォルクスワーゲンは11月15日、上海市内で累計生産1000万台を祝う記念式典を開催。フォルクスワーゲングループチャイナのヨッへム・ヘイツマン社長兼CEOは、「このマイルストーンは、中国の多くの顧客がフォルクスワーゲングループの車両やサービスに対して、大きな熱意を抱いている証」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る