【東京モーターショー13】豊田社長らトップ、“日本のものづくり”の強さをアピール

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Mobilityscape Tokyo
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19日、東京モーターショー2013の開幕を前に、日本自動車工業会は国内外約1000人のプレス関係者を集めたイベント「Mobilityscape Tokyo」を開催。3.11が発生した2011年から2年、国内自動車メーカーのトップがリレースピーチを展開し、世界に向けて「日本のものづくり」の強さをアピールした。

イベントでは、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱のトップが登壇してリレスピーチを展開。

冒頭、自工会会長であるトヨタの豊田章男社長が登壇し、古代から続いてきた匠の技が自動車のものづくりに生かされていることを紹介。続いて日産の志賀俊之副会長が、震災発生当時の状況を振り返り、ホンダの池史彦会長が、2速歩行ロボット「アシモ」の技術を生かした福島第1原発における取り組みなどを紹介。マツダの小飼雅道CEOや三菱の益子修社長が日本のものづくりの強さを語った。

再び登壇した豊田社長は、陸前高田市にある“奇跡の一本松”を紹介し、国内自動車メーカーの技術者が集まって板金技術によって“奇跡の一本松”を再現したことを披露、「日本の自動車産業には匠の技があります、匠の技を技術に昇華させることで未来を切り開くイノベーションが生まれます」と語った。

豊田社長「私たちの故郷は日本だけではありません、日本の自動車産業はグローバルに事業を展開しています。世界各国で雇用を生み、その国の基幹産業として地域の発展に貢献している。車づくりは、サプライチェーンを強化し、チームワークを作り上げ人を作ることです。私たちは車づくりで世界中の未来に貢献していきたいと考えています」。

「2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、我々が渇望していた未来です。未来を渇望する力がイノベーションを生み、東京の街も日本も生まれ変わります。そこには新たなモビリティ社会が誕生するはずです。そして、イノベーションが社会の成長を牽引していくはずです、これからの日本の自動車産業に期待してください」とリレースピーチを締めくくった。

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