【ホンダ N-WGN 発表】“プチ不満”を一掃した“おもてなし“で2強に挑む

自動車 ニューモデル 新型車
【ホンダ N-WGN 発表】“プチ不満”を一掃した“おもてなし“で2強に挑む
【ホンダ N-WGN 発表】“プチ不満”を一掃した“おもてなし“で2強に挑む 全 24 枚 拡大写真

11月20日、ホンダNシリーズ第4弾『N-WGN』が発表された。最大の魅力は優れたシートアレンジの多様性だ。うしろの席を後方スライドさせた場合前シートとの間に1110mmのスペースがうまれる。

こだわりは広さだけではなく、細かい点にも及んでいる。照明美にこだわりドアへのクリスタルストーンオプションも備えた。スライド式トレイにはドリンクホルダー。足下には傘ケース。開発責任者の人見康平氏によれば、ユーザーの使い勝手から発想し「至れり尽くせりのおもてなし」を目指したという。

◆あしもとには傘置き、4人のるなら4人分のスーツケースを

乗せたいのに乗せられなかった。乗せて踏んで汚れてしまっていたカサや靴をスマートに収納できないか。こうした“日頃のプチ不満”をもとに座席下収納を設けた。また、「荷室アンダーボックス」によりベビーカーの縦置きが可能に。「スーツケース4つをしまえる広さ」だという。ここを使って普段は使わない洗車セットもしまうことができる。

◆スワロフスキー埋めこむドアインテリア

扉(パネルドアライニング部)にはクリスタルストーンでデコレーションをほどこした。また足もとにはブルーもしくはアンバー色の照明が灯される。ボディカラーも「ブラック」「シルバー」に加え「ホワイトパール」や「クッキークリーム」などナチュラルな色幅も用意したという。運転中の美肌効果のためにプラズマクラスター技術をエアコンに搭載。ガラスにおいては紫外線を三面で軽減し99%カットを実現した。「女性のお客様にもささやかな喜びを」提供できたら、と話す(人見氏)。

◆「小柄な人にはちいさく開く」 軽初の新技術導入も

安全性に関しては衝突対応が特に重視された。前方車両と衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に作動することが可能となる「シティブレーキアクティブシステム」(低速域衝突軽減ブレーキおよび誤発進抑制機能)を搭載。

これにより約30km/h以下での前方車両との衝突を回避ないし軽減されるという。加えて様々な体格や衝突状況に対応し乗員保護性能の向上とエアバッグによる衝突力の軽減を両立するホンダ独自技術が導入された。

◆パワーは落とさず、低燃費に

エンジンにも更なる熟成をめざし様々な技術が導入されている。「ツインインジェクション」「ナトリウム封入エキゾーストパルプ」「両針スパークプラグ/高エネルギーコイル(NA専用)」といったエンジンパーツは軽初導入だ。

その他、大局的な視野での目標について聞かれた人見氏は「先鋭的な印象と上質感で最高の満足とよろこびを提供できたら」と回答。スズキ『ワゴンR』やダイハツ『ムーヴ』の牙城を突き崩すべく投入したN-WGNは、ホンダの勢いを象徴している新型車といえる。

《北原 梨津子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る