【東京モーターショー13】ホンダ伊東社長「環境への配慮にも妥協は許されない」

自動車 ニューモデル モーターショー
ホンダ 伊東孝紳社長
ホンダ 伊東孝紳社長 全 4 枚 拡大写真

ホンダの伊東孝紳社長は11月20日のプレスカンファレンスで「これからのクルマは、速くてかっこいいだけでなく、環境への配慮においても妥協は許されない」との考えを改めて示した。

【画像全4枚】

伊東社長は「ホンダは走りと環境性能を高次元で両立させる新世代パワートレイン技術『アース ドリームス テクノロジー』を2年前に発表した。なかでもハイブリッド技術は大幅に進化、拡充している。1モーターのi-DCD、2モーターのi-MMDを投入し、今後は3モーターのスポーツハイブリッドSH-AWDを『アキュラRLX』、『NSX』に搭載していく」と述べた

さらに「1リットルから2リットルクラスの直噴ガソリンターボエンジン『VTEC TURBO』を新たに開発し、順次新モデルに搭載していく。VTEC TURBOは直噴ターボシステムと排気量のダウンサイジング化により、クラストップレベルの出力性能と環境性能を両立している」と強調した。

その一方で「2015年シーズンよりF1に再び参戦する。新しいレギュレーションにより、環境技術競争が激化する中、F1で培った技術の量産へのフィードバッグが期待できる。ホンダがF1に参戦する価値はまさにそこにある。先日、開発中のエンジンが始動した」ことを明らかにした上で、ショー会場で新エンジンのサウンドを公開した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  2. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【ホンダ ADV160 試乗】彩りとわくわく感あふれる「アドベンチャー」スクーター…伊丹孝裕
  4. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  5. 【ダイハツ ムーヴキャンバス 新型試乗】「ワゴンRスマイル」と双璧をなす“癒し軽”…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る