【東京モーターショー13】VW ゴルフヴァリアント 日本発売へ…スポーティな「Rライン」も予告

自動車 ニューモデル モーターショー
VW ゴルフヴァリアント Rライン(東京モーターショー13)
VW ゴルフヴァリアント Rライン(東京モーターショー13) 全 12 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは20日、東京モーターショー2013で新型『ゴルフ』のワゴンモデル、『ゴルフヴァリアント』の日本導入を公表した。同時にスポーティな装備を施した「Rライン」も公開。ゴルフ同様、豊富なラインナップを予感させるプレゼンテーションとなった。

新型ゴルフヴァリアントは、7代目となる新型ゴルフをベースとしたワゴンモデル。ボディ、サスペンション、エンジンなど全てにおいて徹底的な軽量化を施し、従来型比で約100kgもの重量を削減したのが大きな変更点だ。これにより燃費や運動性能に大きく貢献する。

さらに荷室容量は、5人乗車時でも605リットルを確保し、従来型比で100リットルもの容量拡大を実現した。

ボディサイズは、全長4575mm×全幅1800mm×全高1485mm、ホイールベースは2635mm。ボディサイズを拡大し実用性を高めると同時に、全高を45mmも低くすることで、躍動感のあるスポーティなワゴンスタイルを両立させた。

エンジンはハッチバックのゴルフと同様、1.2リットルターボと1.4リットルターボを設定。これにDSGトランスミッションを組み合わせる。

価格や燃費などは未公表。2014年に販売を開始する。

また、今回のショーでは、同時に「Rライン」も公開された。最上級グレードの『ゴルフR』などに設定される鮮やかなブルーに纏われたスポーティなモデルだ。エアロパーツやホイールなどの外装の他、シートやステアリングなど内装にもドライビングプレジャーを高める装備が装着される。荷室などの実用性は、もちろん通常モデルと同様。

こちらは正式な導入時期などは未定で、あくまで参考出品としている。公開された車両も左ハンドル、MT、ディーゼル、四輪駆動の欧州仕様で、このまま日本導入されることはないのだという。ただし、「日本に最適な形で、いずれ導入されるだろう」と関係者は説明している。

《宮崎壮人》

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