三菱重工など、ブラジルで電気バスと急速充電システムの開発・実証試験を推進

エコカー EV
電気バス
電気バス 全 2 枚 拡大写真

三菱重工業と三菱商事は11月20日、ブラジル・サンパウロ都市圏運輸公社およびバス運営会社であるメトラ社と電気バスの走行試験契約を締結したと発表した。

走行試験は2014年8月までの予定で、同州で電気バスと急速充電システム(パンタグラフ式)を開発・実証しながら、公共交通市場のニーズに適合した電気バスシステム関連技術の確立を目指す。

全長18mとなる2連接の大型電気バス1台の開発が完了し、同電気バスを用いながら、州都サンパウロ市域のバス路線において、一般乗客を乗せた走行試験および評価を行っていく。

中南米の公共交通機関はバスが中心で、環境対策の観点から電化ニーズも高まっている。サンパウロ州は特に環境意識が高く、7万台規模の全バスを2020年頃までに再生可能エネルギー対応に置き換える計画を持っている。三菱重工、三菱商事の両社は、今回のプロジェクトを通じたパートナーシップを足掛かりに、ブラジルをはじめとする中南米の電気バス市場を積極的に開拓していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る