【ロサンゼルスモーターショー13】ホンダ、FCEV コンセプトを発表…次世代燃料電池車のデザイン提示

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ホンダ FCEVコンセプト
ホンダ FCEVコンセプト 全 12 枚 拡大写真

ホンダは11月20日(日本時間11月21日未明)、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー13において、『FCEVコンセプト』を初公開した。

ホンダは2015年、日米欧で次世代燃料電池車を市販する計画。FCEVコンセプトは、そのデザインの方向性を示したコンセプトカーとして登場した。

FCEVコンセプトは、未来的でエアロダイナミクス性能を追求したフォルムが特徴。また、世界で初めて、燃料電池パワートレインを、フロントのボンネット内に収めることに成功した。ホンダによると、これにより、室内空間を犠牲にせず、燃料電池技術のボディタイプを問わない搭載が、可能になるという。なお、FCEVコンセプトの乗車定員は5名。

燃料電池スタックは、ホンダの現行燃料電池車、『FCXクラリティ』に対して、出力密度を60%以上向上。燃料電池スタック自体のサイズは、33%コンパクト化した。最大航続可能距離は483km以上。水素の充填は、およそ3分で完了する

アメリカンホンダのホンダの岩村哲夫社長兼CEOは、「FCEVコンセプトが、ホンダの燃料電池車の将来の方向性のヒントになる。コンセプトカーではあるが、非常に現実的な未来に向かっている」と述べた。

《森脇稔》

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