【東京モーターショー13】UDトラックス、成長市場のアジア・太平洋で収益50%目指す

自動車 ニューモデル モーターショー
Quon Fuel Demonstrator
Quon Fuel Demonstrator 全 7 枚 拡大写真

ボルボグループ傘下のUDトラックスは、東京モーターショーでのプレスカンファレンスで、アジア太平洋地域での市場戦略や国内販売戦略についての発表を行った。

UDトラックス 代表取締役社長 坂上優介氏は、現在ボルボグループ全体の業績の中で、新興市場の多いアジア・太平洋地域は欧州に次いで2番目となる市場であるとし、今後も戦略的に重要なマーケットとして力を入れていき、2015年には同地域での収益を現在より50%増やすとした。

この計画の要ともいえるフラッグシップカーは、8月にタイで発表した「Quester」だ。現在タイの工場で生産されており、今後は中国、インドネシアにも生産拠点を増やしていくという。

成熟した市場の日本については、UDトラックス 国内販売統括 村上吉弘氏が説明した。国内市場は「リテールエクセレンス」をキーワードに、ハード面ではQuonシリーズを、ソフト面ではサービスネットワークの強化、燃費や稼働率アップを推進していく。

そして、燃費やコストダウンのコンセプトカーとして「Quon Fuel Demonstrator」を紹介した。この車は8リットルのコンパクトエンジンで軽量化と低コスト化をめざしながら、馬力とトルクは12リットルエンジン並みの性能をキープしているという。また、エアロパーツによる燃費向上策、GPSによって坂道やカーブの加速を最適化などを行うADASによって、20%以上の燃費向上を実現させる。

《中尾真二》

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