JR四国、観光列車「伊予灘ものがたり」のデザイン発表…線名は「愛ある伊予灘線」

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『伊予灘ものがたり』の外観。あかね色(夕日をイメージ)から黄金色(太陽・かんきつ類をイメージ)に移っていく姿が表現される。
『伊予灘ものがたり』の外観。あかね色(夕日をイメージ)から黄金色(太陽・かんきつ類をイメージ)に移っていく姿が表現される。 全 2 枚 拡大写真

2014年夏から予讃線松山~伊予長浜~伊予大洲・八幡浜間(海回り)で運行を開始する予定の観光列車『伊予灘ものがたり』について、JR四国は11月21日、車両のデザインを発表した。

『伊予灘ものがたり』で使用する車両は、キハ47形気動車の改造車2両。外観は「伊予灘のクライマックスである夕日を連想させる『茜色』」と「太陽や柑橘類の輝きを表す『黄金色』」を基本とし、1号車から2号車にかけて「茜色」から「黄金色」に移っていく姿を表現する。このほか、「夕日とオレンジを表したシンボルマーク」や「和文様をアレンジしたデザイン」を用いてレトロ感を演出するという。

車内は海側を向いた展望席と、食事しながら歓談できる4人用ボックス席と2人用対面席を設ける。

また、『伊予灘ものがたり』運行区間のうち伊予市~伊予長浜~伊予大洲間に「愛ある伊予灘線(あいあるいよなだせん) 」という愛称線名を付ける。「地元の方により親しみを持っていただき、地域一体となってお客様をお迎えする気持ちをこめて」愛称を付けることにしたという。2014年春以降に導入し、大型時刻表などへの掲載や列車の車内放送、各駅の掲示物などで使用する。

《草町義和》

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