【東京モーターショー13】欧州は多段化とモジュール化がトレンド…ZF

自動車 ニューモデル モーターショー
4WD向け開放機構つきAT
4WD向け開放機構つきAT 全 4 枚 拡大写真

ZFは自慢の9速オートマチックトランスミッションを展示し、日本市場での売り上げ倍増を目指す。

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展示していたカットモデルは9速AT本体と4WD用の駆動伝達開放機能つきの9速ATだ。エンジン横置きFFベースの4WD向けのトランスミッションで、従来比で最大5%の燃費向上を実現する。このトランスミッションは欧米ではピックアップトラックなどに採用されている。

日本ではコンパクトカー、エコカーのトランスミッションはCVTが主流だがヨーロッパでは6速、8速と多段式のニーズが高いといい、同社では独自技術で多段化と省エネに対応していく考え。ハイブリッドやEVへの対応はどうかと質問したところゼット・エフ・ジャパン パワートレイン・テクノロジー 本部長松田達雄氏は次のように答えてくれた。

「もちろん考えています。EV向けのドライブユニットは開発中です。ハイブリッドやEVで動力源がモーターになったいく場合、効率を考えると高回転型モーターがメインとなっていくでしょう。この場合、インバーターによる制御だけでなく、変速比の幅がひろいギアボックスの存在が重要だと思います。これは、ハイブリッド車やEV、さらにFCへと進化していっても同様です。」

ZFでは、駆動系の多様化に対応するため、トランスミッションのモジュール化、そしてそれを共通プラットフォーム化を進めていくという。そのために、制御ユニットも自社開発、自社製造にこだわり独自のコントローラーと一体でトランスミッションを供給している。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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